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RICOH CX2 のマクロ最短距離

旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)

価格.comのクチコミに興味深い書き込みがあった。

300mmテレマクロの28cmは何となくわかっていましたが・・・ 中間で特に200mmのガイドが10cmというのには驚きです!

価格.com>RICOH CX2>クチコミ掲示板:とりあえずの実写あれこれ

なんと、200mm時の最短撮影距離が10cmだと言うのです! R8 も CX1 も、望遠端(200mm)の最短撮影距離は25cmでしたから、実に15cmも余分に寄れることになります。その分、被写体はクローズアップ可能なわけで、これは蝶の撮影には凄い武器になりますよ?

ということで、更に物欲がふつふつと沸き上がるのであった。

RICOH CX3 への期待

CX2 が発売されたばかりではありますが、後継機(CX3?)への期待を書いておきたい。え? 気が早い? でも、CX2の価格がある程度こなれてくる1~2ヶ月後には、もう蝶の撮影はシーズン・オフになっちゃうんですよ。春になって蝶が飛び出す頃(3~4月頃)には、CX2 の後継機がもう出ているから、場合によってはこの後継機が本命になるかもしれないじゃないですか。

とゆことで私の期待ですが、「シャッタースピード優先AE」または「マニュアルモード」を搭載して欲しい。それも出来れば、「シャッタースピード優先AE」の方が良い。Professional向け製品のGXシリーズと差別化する必要があるので実現可能性は低いかもしれませんが、是非搭載して欲しい。

というのも、最近薄暗い林内で樹液に集まる蝶や夕暮れになってから飛び出す蝶などを撮る際など、多少画質には目をつぶるのでとにかくシャッタースピードを稼ぎたい!という撮影シーンが多いのです。

ところが、このシャッタースピード優先AEを搭載しているデジカメは非常に少ない。キャノンのPowerShotシリーズくらいじゃないでしょうか。例えば Canon PowerShot SX200 IS であれば、望遠端336mmでシャッタースピード優先AEモードが有ります。但し、テレマクロ時の最短撮影距離が1mなんですよね。残念ながら、R8 や CX2 の代わりにはならんのです。

ということで、CX3 にシャッタースピード優先AEが付くのなら、CX2 ではなく CX3 を買います。その他の機能強化だったら…、たぶん値落ちした CX2 を買うことになるでしょう。(FC100が不要になるくらい連写スピードがUpするとかなら、また話は別ですが)

RICOH CX2 ファースト・インプレッション(買ったわけではない)

旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)

今日は RICOH CX2 の発売日だ。早速、昼休みにヤマダ電機に行って店頭展示品を触ってきた。以下、短い時間だけど5分間ほど弄くり回したファースト・インプレッション。(店頭だったので写真が無いのが残念。メモリカード持って行けば良かったかな?)

外観は高級感Up

cx2.jpg
  • RICOH CX2 の外観写真
RICOH R8 001.jpg
  • RICOH R8 の外観写真

CX1の黒くないブラックは、CX2になってちゃんと黒いブラックに戻り、高級感がUpした。R8→R10→CX1と、どんどん改悪されていったグリップ部のデザインもR8似の形状に戻って、やはり高級感Upに寄与している。ダイヤカットの滑り止め加工も悪くない。はっきり言って、CX2の高級感は非常に高いと思う。どこかで「R8のデザインが一番良かった」と書かれているのを見たが、今回のCX2ならR8と同等レベルのデザインになっていると思う。

で、個人的に問題なのは「嫁に内緒でR8から買い替えてどうよ?」なのだが、まあ、並べてみない限り違いはほとんど分からないだろう。何しろ、普段は私が持ち歩いているので、嫁は滅多にR8に触らない。レンズ周りが大きくなっただの、液晶サイズが大きくなっただの、背面のボタンレイアウトが変わっただのは、たぶん大丈夫、気がつかないと思う。問題になりそうなのはダイヤカットの滑り止め加工だ。さすがに見た目、触り心地ともに結構違いが目立つ。大丈夫かもしれないという期待もあるが…。

実は、嫁以上に問題になりそうなのが長男。先日、校外学習で鎌倉に行った際にR8を持って行って撮りまくっている。今秋には修学旅行もあって、たぶん持って行くことになるだろう。嫁は何とか誤魔化せても、長男の方は誤魔化せないかもしれない…。

望遠端300㎜はやはり便利

R8の200mmと比較するとふたまわりほど大きく写せる印象。

蝶の撮影を念頭に置くと、充分寄って撮影する分には200mmが300mmになっても、それほど大きなメリットはない。但し、蝶は不用意に近づくとすぐに逃げるので、充分に寄る前に遠めの距離から証拠写真を何枚も押さえながら慎重に寄っていく必要がある。この場合、より遠い位置からでも大きく写せるCX2は、手ブレさえ抑え込めるのなら、蝶の撮影には非常に有利だと言える。

実際、試し撮りでは直径5cm程度の被写体を5m程度離れた距離から、証拠写真程度なら充分満足できる大きさに撮れた。これが望遠端200mmのR8だと、3mくらいまで寄らないと同じ大きさは無理なのではないか。逆にCX2で3mまで寄れれば、もうすでに充分BlogにUpできる実用的な大きさに撮れるのではないだろうか。

顔認識の精度・スピードは大幅Up

フェイスモードが無くなって、顔認識はポートレートモードやEASYモードで使用することになった。この顔認識機能、R8やCX1とは精度・速度ともに雲泥の差だ。店頭にはCX1も置いてあったので比較してみたが、CX1では被写体にカメラを向けてから顔を認識するまでにひと呼吸、場合によってはふた呼吸必要だったのが、CX2ではカメラを向けるとすぐに顔を認識するようになっている。

もっとも、実際にはようやく他社製品と同等レベルになったということにすぎない。いままでは付いてるけど使えない機能だったのが、ようやく使える機能になった、という感じと言えようか。

RICOH CX2 発表

旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)

RICOH から、CX1 の後継機種として CX2 が発表されたようだ。

RICOH のニュースリリース

ところで、現在私は RICOH R8 を愛用しているのだが、この R8 から CX1 への買い換えを以前から検討していた。

実際には、Ganesha's Lab. : コンパクトデジカメ、百花繚乱に書いた通り、購入候補は CX1 の他にも2機種あって迷っていたわけなのだが、実はこの3機種のうち、既に CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FC100 を購入済みでした。パスト連写機能の魅力に抗えなかったからです。但し、それで RICOH CX1 の購入を諦めたわけではなく、「 R8 があるから急がなくて良い」「価格が下がったところで買えばいい」と思っていたわけです。

ところが、今回発表された CX2 の進化がまた良い。こりゃー、CX1 より CX2 の方が良いかな?と思うくらい。具体的な CX1 からの変更点の詳細は ITMedia や デジカメWatch の記事を見てもらうとして、個人的に最も気になった変更点を3つ挙げておきたい。

10倍ズームになったCMOSセンサー搭載コンパクトデジカメ「CX2」 - ITmedia +D LifeStyle

リコー、28~300mmレンズ搭載の「CX2」 - デジカメWatch

28~300mm相当のズームレンズ

CX1 → CX2 の最大の変更点はコレだろう。私は昆虫(蝶)のマクロ写真をよく撮るが、逃げられないように被写体に近づくのが一番苦労するところだ。逃げられてしまってはどうにもならないので、とりあえず2~3m離れた距離から1枚撮ってからさらに近づいていくようにしているのだが、200mmだと2~3m離れた距離からでは証拠写真程度の大きさにしか撮れないのだ。それに、樹上に停まっているのを狙う場合など、物理的に一定距離以上は近づけないことも多い。300mmくらいあると、今まで諦めていた被写体ももう少し満足できる写真に残せるようになるかも…。

反面、レンズが少し暗くなったのは残念な点だ。R8、CX1 ではF3.3(広角)~F5.2(望遠)だったのが、F3.5(広角)~F5.6(望遠)になった。最近はジャノメチョウ科の蝶などを薄暗い林内で撮影することも多くなってきたし、明るいところでも蝶相手だと少しでもシャッタースピードを稼ぎたいので、正直レンズは少しでも明るい方が嬉しい。最近は CX1 よりも GX200 に興味を抱くようになってきたくらいなのだ。どうせ、もう少しお金が貯まるまでは買えないので、しばらく待っている間に GX300 が発表になり、GX200 だとテレコン使用時でも135mmの望遠端が200mmまで伸びるようなことになったら…、いや、それでも300mmの CX2 かな。明るい200mmと暗いけど300mm、迷うところだなあ。

顔認識の精度・速度Up

従来のフェイスモードがイージーモードに置き換えられ、顔認識する人数が 最大4人 → 最大8人 に増え、さらに速度Upが図られたようだ。 R8 にも CX1 にもフェイスモードは用意されているが、なにしろ使えない機能だった。認識速度が遅いのだ。CX1 は店頭で触っただけだが、フェイスモードの鈍足さは R8 と変わってなかった。それに比べて、店頭で触っただけだが FUJIFILM の FinePix シリーズの顔認識のスピードは凄かった。今回の変更で、CX2 の顔認識も使えるレベルになったのだろうか。

グリップ・デザイン

R8 から買い換える場合、嫁に内緒でこっそり置き換えることになるので、R8 からのデザイン変更も大いに気になる点だ。CX1 の場合、何とか誤魔化せそうなレベル(グリップのデザインと色の微妙な違いはちょっと不安があるが)だったが、CX2 はどうだろうか。

まず、10倍ズームレンズ採用によってレンズ周りが大きくなって、本体の厚みも増えた。並べて見るとかなり大きな変化だ。でも、このあたりの変化については、両方並べてみない限り嫁は気付くまい。きっと大丈夫だ。色についても、グレーっぽかった CX1 よりも R8 に近いブラックになっている。

一方、グリップ・デザインの方は問題だ。形状こそ R8 似のラウンドしたデザインに戻ったが、その代わりに余計なダイヤカットの滑り止め加工が施されている…。うう、本当に余計なことを~。この滑り止め加工は CX1 以上に違いがモロバレではないか。「東急ハンズで滑り止め買ってきて貼り付けた」なんて言い訳は通用しないだろうな、きっと。 :-!

  • RICOH R8 と CX2 の外観比較

RICOH R8 001.jpg cx2.jpg

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