Jul 06, 2012

GDI++ Helium版 と Google Chrome の組み合わせで不具合

私は、自宅でも勤務先でも、未だに WindowsXP SP3 というPC環境で、GDI++(Helium版)を利用しています。(以前に記事書いたよな~、と思ったら書いてなかった)

さて、このGDI++ helium版。昨日まで快適に使っていたのですが、何故か本日突然、Google Chromeのメニュー、等の表示が↓の画像のように崩れてしまいました。

20120706..png

コンテンツ部の表示は問題ないのですが、メニューやタブの表示が惨いことになっています。非選択のタブなんかまったく読めません。

「なんじゃこりゃ~?」

と一瞬思いましたが、以前にezgdiやgdippへ乗り換えようとした際に、特定のアプリの表示に不具合が出て断念した経験があったので「もしかしてChromeがアップデートしたのかな?」と思って検索をかけてみました。

まずはChromeの最新バージョンリリース日を確認。
使用中のChromeは最新安定版20.0.1132.47で、6月28日にリリースされたようです。 自分でアップデートした記憶はないので、自動でアップデートされたもののはず。 あれ?昨日まで問題なかったんだけど?

次に「GDI++」+「Chrome」での検索結果。
既に同様の不具合が話題になっているようです。しかし、日付を確認すると3月末~4月始めくらいのことで、最近の話ではない。 あれれれ~?昨日まで問題なかったんだけど?

20120706_2.png

何か自分だけ3か月遅れで現象が発生しているようですが、おかげで対処方法も既にあって同時にヒット。 MacTypeという新しいフォントレンダリングエンジンが出ているようで、GDI++ Helium版からMacTypeに乗り換えることで回避できるようです。 ezgdiやgdippの時のような特定アプリでの不具合が出なければ良いな~、と思いつつGDI++ Helium版でも今回特定アプリ(Chrome)で不具合が出てしまったのですからもう選択肢はありません。 早速、MacTypePortable_2012.0406.paf.exeをダウンロードしてインストール。

結果は矢印の通り。見事に治りました。

20120706_3.png

このMacType、設定ツールが素晴らしく使い易いらしい。 早速微調整してみるも、プレビューで良いと思ってもChromeに戻るとイマイチだったりで、 私的には決して設定しやすいと思わなかった。 結局、オリジナルのプロファイル作製は放棄して既製の「LCD」というプロファイルに落ち着いた。

コレで充分。