Sep 12, 2009

RICOH CX2 のマクロ最短距離

旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)

価格.comのクチコミに興味深い書き込みがあった。

300mmテレマクロの28cmは何となくわかっていましたが・・・ 中間で特に200mmのガイドが10cmというのには驚きです!

価格.com>RICOH CX2>クチコミ掲示板:とりあえずの実写あれこれ

なんと、200mm時の最短撮影距離が10cmだと言うのです! R8 も CX1 も、望遠端(200mm)の最短撮影距離は25cmでしたから、実に15cmも余分に寄れることになります。その分、被写体はクローズアップ可能なわけで、これは蝶の撮影には凄い武器になりますよ?

ということで、更に物欲がふつふつと沸き上がるのであった。

RICOH CX3 への期待

CX2 が発売されたばかりではありますが、後継機(CX3?)への期待を書いておきたい。え? 気が早い? でも、CX2の価格がある程度こなれてくる1~2ヶ月後には、もう蝶の撮影はシーズン・オフになっちゃうんですよ。春になって蝶が飛び出す頃(3~4月頃)には、CX2 の後継機がもう出ているから、場合によってはこの後継機が本命になるかもしれないじゃないですか。

とゆことで私の期待ですが、「シャッタースピード優先AE」または「マニュアルモード」を搭載して欲しい。それも出来れば、「シャッタースピード優先AE」の方が良い。Professional向け製品のGXシリーズと差別化する必要があるので実現可能性は低いかもしれませんが、是非搭載して欲しい。

というのも、最近薄暗い林内で樹液に集まる蝶や夕暮れになってから飛び出す蝶などを撮る際など、多少画質には目をつぶるのでとにかくシャッタースピードを稼ぎたい!という撮影シーンが多いのです。

ところが、このシャッタースピード優先AEを搭載しているデジカメは非常に少ない。キャノンのPowerShotシリーズくらいじゃないでしょうか。例えば Canon PowerShot SX200 IS であれば、望遠端336mmでシャッタースピード優先AEモードが有ります。但し、テレマクロ時の最短撮影距離が1mなんですよね。残念ながら、R8 や CX2 の代わりにはならんのです。

ということで、CX3 にシャッタースピード優先AEが付くのなら、CX2 ではなく CX3 を買います。その他の機能強化だったら…、たぶん値落ちした CX2 を買うことになるでしょう。(FC100が不要になるくらい連写スピードがUpするとかなら、また話は別ですが)

Sep 11, 2009

RICOH CX2 ファースト・インプレッション(買ったわけではない)

旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)

今日は RICOH CX2 の発売日だ。早速、昼休みにヤマダ電機に行って店頭展示品を触ってきた。以下、短い時間だけど5分間ほど弄くり回したファースト・インプレッション。(店頭だったので写真が無いのが残念。メモリカード持って行けば良かったかな?)

外観は高級感Up

cx2.jpg
  • RICOH CX2 の外観写真
RICOH R8 001.jpg
  • RICOH R8 の外観写真

CX1の黒くないブラックは、CX2になってちゃんと黒いブラックに戻り、高級感がUpした。R8→R10→CX1と、どんどん改悪されていったグリップ部のデザインもR8似の形状に戻って、やはり高級感Upに寄与している。ダイヤカットの滑り止め加工も悪くない。はっきり言って、CX2の高級感は非常に高いと思う。どこかで「R8のデザインが一番良かった」と書かれているのを見たが、今回のCX2ならR8と同等レベルのデザインになっていると思う。

で、個人的に問題なのは「嫁に内緒でR8から買い替えてどうよ?」なのだが、まあ、並べてみない限り違いはほとんど分からないだろう。何しろ、普段は私が持ち歩いているので、嫁は滅多にR8に触らない。レンズ周りが大きくなっただの、液晶サイズが大きくなっただの、背面のボタンレイアウトが変わっただのは、たぶん大丈夫、気がつかないと思う。問題になりそうなのはダイヤカットの滑り止め加工だ。さすがに見た目、触り心地ともに結構違いが目立つ。大丈夫かもしれないという期待もあるが…。

実は、嫁以上に問題になりそうなのが長男。先日、校外学習で鎌倉に行った際にR8を持って行って撮りまくっている。今秋には修学旅行もあって、たぶん持って行くことになるだろう。嫁は何とか誤魔化せても、長男の方は誤魔化せないかもしれない…。

望遠端300㎜はやはり便利

R8の200mmと比較するとふたまわりほど大きく写せる印象。

蝶の撮影を念頭に置くと、充分寄って撮影する分には200mmが300mmになっても、それほど大きなメリットはない。但し、蝶は不用意に近づくとすぐに逃げるので、充分に寄る前に遠めの距離から証拠写真を何枚も押さえながら慎重に寄っていく必要がある。この場合、より遠い位置からでも大きく写せるCX2は、手ブレさえ抑え込めるのなら、蝶の撮影には非常に有利だと言える。

実際、試し撮りでは直径5cm程度の被写体を5m程度離れた距離から、証拠写真程度なら充分満足できる大きさに撮れた。これが望遠端200mmのR8だと、3mくらいまで寄らないと同じ大きさは無理なのではないか。逆にCX2で3mまで寄れれば、もうすでに充分BlogにUpできる実用的な大きさに撮れるのではないだろうか。

顔認識の精度・スピードは大幅Up

フェイスモードが無くなって、顔認識はポートレートモードやEASYモードで使用することになった。この顔認識機能、R8やCX1とは精度・速度ともに雲泥の差だ。店頭にはCX1も置いてあったので比較してみたが、CX1では被写体にカメラを向けてから顔を認識するまでにひと呼吸、場合によってはふた呼吸必要だったのが、CX2ではカメラを向けるとすぐに顔を認識するようになっている。

もっとも、実際にはようやく他社製品と同等レベルになったということにすぎない。いままでは付いてるけど使えない機能だったのが、ようやく使える機能になった、という感じと言えようか。

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