Sep 24, 2011

FMV-830MG/H のCPUを Pentium M 755 (2.0GHz)化

昨日のEntryで FMV-S8210 のCPUを Pentium M 760 に変更したので、Pentium M 755 が手元に余った。これをこのまま放置しておくのは勿体ない。幸い、検索していたら FMV-830MG/H であれば Dothanコアな Pentium M に換装可能らしい、という情報がちらほら見つかった。 FMV-830MG の方もOKらしい。

メインで使用中のFMV-830MGを避け、今回はFMV-830MG/Hで試してみた。 結果は問題なく Pentium M 755 が動作。これで2GHzノートが2台になった。

余談

FMV-830MG/HのCPUはPentium M 1.6GHzのはずですが、交換時に外したCPUをよく見てみたら、Pentium M 1.5GHzだった。

あれれ?そういえば以前820MG/Hも所有していた。既に記憶にないけど、もしかしたら820MG/Hと830MG/Hをニコイチして、外側は830MG/Hだけど中身は820MG/Hだったかもしんない。

CPU換装後のFMV-830MG/H(中身は820MG/H?)

R1011210.JPG

Sep 23, 2011

Pentium M な FMV-S8210 を入手。そして…

Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Dothanコアの Pentium M 755 (2.0GHz)化しようとして失敗したのが前回のEntry

他社機ではBIOSアップデートで成功している事例もあるが、FMV-S8210用のアップデートBIOSは公開されていないので絶望的。そこで再び、JUNKな Pentium M 仕様の FMV-S8210 と、中古品のFSB533MHz仕様の Dothanコア Pentium M 760 (2.0GHz)を入手してきた。

このFMV-S8210は外装が超汚い汚損品だがBIOS起動確認だけは出来ているシロモノ。これの中身(メインボード)だけを移植すれば良くね?ってことで早速移植してみた。

移植前にCPU-ZでCore Speedをチェック

cpu-z_755_001.jpg
移植前の Pentiu M 755 仕様の Celeron M版 FMV-S8210 の CPU-Z画像。
これは負荷がかかっていない状態だが、Core Speed は600MHzだ。

cpu-z_755_002.jpg
Prime95でCPU負荷をかけた状態。Core Speed は600MHzのままで変化なし。

メインボード移植 + Pentium M 760 化後のCPU-Zチェック結果

cpu-z_760_001.jpg
CPUに負荷をかけていない状態では800MHzで動作しているが…。

cpu-z_760_002.jpg
Prime95でCPU負荷をかけた状態でチェックすると見事2000MHz動作に!

ということで、Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Pentium M 760 (2.0GHz)化に成功!!!

…と思ったが、待てよ。何か違うな。

よく考えてみたら中身は Pentium M 版の FMV-S8210 なんだから、実際には Pentium M 740 (1.73GHz) → Pentium M 760 (2.0GHz)にCPU交換しただけじゃん?同じ Dothanコアの Pentium M 同士なんだから交換できて当たり前じゃん?結局、 Celeron M 版の FMV-S8210 は外装だけしか残ってないじゃん???(泣)

…まあ、FSBが400MHz→533MHz、メモリもPC2-3200→PC2-4200に高速化しているんだから良しとしておこう。

移植前の Pentium M版 FMV-S8210 のCPU-Zチェック結果

ちなみに、移植前に Pentium M版 FMV-S8210でもCPU-Zの画像をキャプチャしておいた。

cpu-z_740_001.jpg
CPU負荷が無いときは 740 でも 760 でも800MHz動作は変わらない。

cpu-z_740_002.jpg
Prime95で負荷をかけた状態では、当然1733MHz動作なので 760 の方が高速で動作。但し1.73GHz→2.0GHzの差はわずか300MHzで、1.16倍。加えてFSBとメモリの高速化。体感…できるかな?

ということで、最後に再生完了した FMV-S8210 の画像をUp。

R1011209.JPG

Sep 16, 2011

FMV-S8210 を Pentium M 755(Dothan)化…に失敗

9月1日のEntryに手持ちのBaniasコアのPentium-M 1.6GHzに交換予定と書きましたが、そんな予定はすっ飛ばし、Dothan Pentium M 755(2.0GHz)を入手して交換してみました。

結果

動作はしました。ハイ。 Bios上もきちんと Pentium M 2.0GHz と認識されております。

しかし、何故か動作クロックは600MHz…。

CrystalCPUIDも試してみましたが状況は変わらず、富士通からのBiosアップデートも公開されておりません。 どうやら、FMV-S8210 の Celeron M 機を Pentium M 化するのは、無理なようです。 (少なくともDothanコアは駄目)

Baniasコアの1.6GHzはどうでしょうかね。 順番は入れ違いになってしまいましたが、改めてBaniasコアのPentium M化を試してみるつもりです。

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