Sep 24, 2011
Sep 23, 2011
Pentium M な FMV-S8210 を入手。そして…
Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Dothanコアの Pentium M 755 (2.0GHz)化しようとして失敗したのが前回のEntry。
他社機ではBIOSアップデートで成功している事例もあるが、FMV-S8210用のアップデートBIOSは公開されていないので絶望的。そこで再び、JUNKな Pentium M 仕様の FMV-S8210 と、中古品のFSB533MHz仕様の Dothanコア Pentium M 760 (2.0GHz)を入手してきた。
このFMV-S8210は外装が超汚い汚損品だがBIOS起動確認だけは出来ているシロモノ。これの中身(メインボード)だけを移植すれば良くね?ってことで早速移植してみた。
移植前にCPU-ZでCore Speedをチェック
移植前の Pentiu M 755 仕様の Celeron M版 FMV-S8210 の CPU-Z画像。
これは負荷がかかっていない状態だが、Core Speed は600MHzだ。
Prime95でCPU負荷をかけた状態。Core Speed は600MHzのままで変化なし。
メインボード移植 + Pentium M 760 化後のCPU-Zチェック結果
CPUに負荷をかけていない状態では800MHzで動作しているが…。
Prime95でCPU負荷をかけた状態でチェックすると見事2000MHz動作に!
ということで、Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Pentium M 760 (2.0GHz)化に成功!!!
…と思ったが、待てよ。何か違うな。
よく考えてみたら中身は Pentium M 版の FMV-S8210 なんだから、実際には Pentium M 740 (1.73GHz) → Pentium M 760 (2.0GHz)にCPU交換しただけじゃん?同じ Dothanコアの Pentium M 同士なんだから交換できて当たり前じゃん?結局、 Celeron M 版の FMV-S8210 は外装だけしか残ってないじゃん???(泣)
…まあ、FSBが400MHz→533MHz、メモリもPC2-3200→PC2-4200に高速化しているんだから良しとしておこう。
移植前の Pentium M版 FMV-S8210 のCPU-Zチェック結果
ちなみに、移植前に Pentium M版 FMV-S8210でもCPU-Zの画像をキャプチャしておいた。
CPU負荷が無いときは 740 でも 760 でも800MHz動作は変わらない。
Prime95で負荷をかけた状態では、当然1733MHz動作なので 760 の方が高速で動作。但し1.73GHz→2.0GHzの差はわずか300MHzで、1.16倍。加えてFSBとメモリの高速化。体感…できるかな?
ということで、最後に再生完了した FMV-S8210 の画像をUp。
Sep 16, 2011
FMV-S8210 を Pentium M 755(Dothan)化…に失敗
9月1日のEntryに手持ちのBaniasコアのPentium-M 1.6GHzに交換予定と書きましたが、そんな予定はすっ飛ばし、Dothan Pentium M 755(2.0GHz)を入手して交換してみました。
結果
動作はしました。ハイ。 Bios上もきちんと Pentium M 2.0GHz と認識されております。
しかし、何故か動作クロックは600MHz…。
CrystalCPUIDも試してみましたが状況は変わらず、富士通からのBiosアップデートも公開されておりません。 どうやら、FMV-S8210 の Celeron M 機を Pentium M 化するのは、無理なようです。 (少なくともDothanコアは駄目)
Baniasコアの1.6GHzはどうでしょうかね。 順番は入れ違いになってしまいましたが、改めてBaniasコアのPentium M化を試してみるつもりです。
昨日のEntryで FMV-S8210 のCPUを Pentium M 760 に変更したので、Pentium M 755 が手元に余った。これをこのまま放置しておくのは勿体ない。幸い、検索していたら FMV-830MG/H であれば Dothanコアな Pentium M に換装可能らしい、という情報がちらほら見つかった。 FMV-830MG の方もOKらしい。
FMV-820MG 対応CPU|暇つぶしブログ/by.P5^3
FMV-830MGでPentium M 7X5が動く。
FMV-830MG/HのCPU交換|レビューな評価日記
FMV-830MG/HでPentium M 755が問題なく動作。BIOS障害もなし。
FMV 830MG/H S8205 S8305 S8215 S8125 CPU交換、換装方法。
FMV-S8215でPentium M 750 FSB533、Pentium M 735 FSB400、両方とも問題なく動作。(830MG/Hは記事タイトルのみだが…?)
メインで使用中のFMV-830MGを避け、今回はFMV-830MG/Hで試してみた。 結果は問題なく Pentium M 755 が動作。これで2GHzノートが2台になった。
余談
FMV-830MG/HのCPUはPentium M 1.6GHzのはずですが、交換時に外したCPUをよく見てみたら、Pentium M 1.5GHzだった。
あれれ?そういえば以前820MG/Hも所有していた。既に記憶にないけど、もしかしたら820MG/Hと830MG/Hをニコイチして、外側は830MG/Hだけど中身は820MG/Hだったかもしんない。
CPU換装後のFMV-830MG/H(中身は820MG/H?)