Article ID : 135

Pentium M な FMV-S8210 を入手。そして…

Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Dothanコアの Pentium M 755 (2.0GHz)化しようとして失敗したのが前回のEntry

他社機ではBIOSアップデートで成功している事例もあるが、FMV-S8210用のアップデートBIOSは公開されていないので絶望的。そこで再び、JUNKな Pentium M 仕様の FMV-S8210 と、中古品のFSB533MHz仕様の Dothanコア Pentium M 760 (2.0GHz)を入手してきた。

このFMV-S8210は外装が超汚い汚損品だがBIOS起動確認だけは出来ているシロモノ。これの中身(メインボード)だけを移植すれば良くね?ってことで早速移植してみた。

移植前にCPU-ZでCore Speedをチェック

cpu-z_755_001.jpg
移植前の Pentiu M 755 仕様の Celeron M版 FMV-S8210 の CPU-Z画像。
これは負荷がかかっていない状態だが、Core Speed は600MHzだ。

cpu-z_755_002.jpg
Prime95でCPU負荷をかけた状態。Core Speed は600MHzのままで変化なし。

メインボード移植 + Pentium M 760 化後のCPU-Zチェック結果

cpu-z_760_001.jpg
CPUに負荷をかけていない状態では800MHzで動作しているが…。

cpu-z_760_002.jpg
Prime95でCPU負荷をかけた状態でチェックすると見事2000MHz動作に!

ということで、Celeron M な FMV-S8210 の CPU を Pentium M 760 (2.0GHz)化に成功!!!

…と思ったが、待てよ。何か違うな。

よく考えてみたら中身は Pentium M 版の FMV-S8210 なんだから、実際には Pentium M 740 (1.73GHz) → Pentium M 760 (2.0GHz)にCPU交換しただけじゃん?同じ Dothanコアの Pentium M 同士なんだから交換できて当たり前じゃん?結局、 Celeron M 版の FMV-S8210 は外装だけしか残ってないじゃん???(泣)

…まあ、FSBが400MHz→533MHz、メモリもPC2-3200→PC2-4200に高速化しているんだから良しとしておこう。

移植前の Pentium M版 FMV-S8210 のCPU-Zチェック結果

ちなみに、移植前に Pentium M版 FMV-S8210でもCPU-Zの画像をキャプチャしておいた。

cpu-z_740_001.jpg
CPU負荷が無いときは 740 でも 760 でも800MHz動作は変わらない。

cpu-z_740_002.jpg
Prime95で負荷をかけた状態では、当然1733MHz動作なので 760 の方が高速で動作。但し1.73GHz→2.0GHzの差はわずか300MHzで、1.16倍。加えてFSBとメモリの高速化。体感…できるかな?

ということで、最後に再生完了した FMV-S8210 の画像をUp。

R1011209.JPG

コメント (0)

< No Comments >

Post Your Comment

(オプション)


(Smile) (Wink) (Laugh) (Foot in mouth) (Frown) (Gasp) (Cool) (Tongue) (Ambivalent) (Angry) (Undecided) (Yum) (Cry) (Sealed) (Touched) (Sleep) (Strong) (Focus) (Confused) (Embarasssed)

*は入力必須です。E-Mailは公開されません。

CAPTCHA™ Code

トラックバック (0)

< No Trackbacks >

Track from Your Website