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GDI++ Helium版 と Google Chrome の組み合わせで不具合

私は、自宅でも勤務先でも、未だに WindowsXP SP3 というPC環境で、GDI++(Helium版)を利用しています。(以前に記事書いたよな~、と思ったら書いてなかった)

さて、このGDI++ helium版。昨日まで快適に使っていたのですが、何故か本日突然、Google Chromeのメニュー、等の表示が↓の画像のように崩れてしまいました。

20120706..png

コンテンツ部の表示は問題ないのですが、メニューやタブの表示が惨いことになっています。非選択のタブなんかまったく読めません。

「なんじゃこりゃ~?」

と一瞬思いましたが、以前にezgdiやgdippへ乗り換えようとした際に、特定のアプリの表示に不具合が出て断念した経験があったので「もしかしてChromeがアップデートしたのかな?」と思って検索をかけてみました。

まずはChromeの最新バージョンリリース日を確認。
使用中のChromeは最新安定版20.0.1132.47で、6月28日にリリースされたようです。 自分でアップデートした記憶はないので、自動でアップデートされたもののはず。 あれ?昨日まで問題なかったんだけど?

次に「GDI++」+「Chrome」での検索結果。
既に同様の不具合が話題になっているようです。しかし、日付を確認すると3月末~4月始めくらいのことで、最近の話ではない。 あれれれ~?昨日まで問題なかったんだけど?

20120706_2.png

何か自分だけ3か月遅れで現象が発生しているようですが、おかげで対処方法も既にあって同時にヒット。 MacTypeという新しいフォントレンダリングエンジンが出ているようで、GDI++ Helium版からMacTypeに乗り換えることで回避できるようです。 ezgdiやgdippの時のような特定アプリでの不具合が出なければ良いな~、と思いつつGDI++ Helium版でも今回特定アプリ(Chrome)で不具合が出てしまったのですからもう選択肢はありません。 早速、MacTypePortable_2012.0406.paf.exeをダウンロードしてインストール。

結果は矢印の通り。見事に治りました。

20120706_3.png

このMacType、設定ツールが素晴らしく使い易いらしい。 早速微調整してみるも、プレビューで良いと思ってもChromeに戻るとイマイチだったりで、 私的には決して設定しやすいと思わなかった。 結局、オリジナルのプロファイル作製は放棄して既製の「LCD」というプロファイルに落ち着いた。

コレで充分。

Intype 0.9.3 RC Unstable はむかつく。

前回褒めちぎった Intype 0.9.3 RC Unstable の文句を、わずか3日後に言うことになろうとは…。

まあ、ライセンスよく読んでなかった自分が悪いんですけどね。 0.9.3 RC Unstable は正式版1.0に向けてリリースから3ヵ月間だけの期限付きライセンスだったため、本日起動しようとしたら次のようなメッセージが出て起動できなかった。

intype_message.jpg

より新しいバージョンを本家サイトからダウンロードしろって?

…新バージョンなんて無えじゃん?

なんだそりゃー!ってことで、仕方なく怪しげな中国のダウンロードサイトから 0.9.2.20111207-2 unstable をダウンロードしてきた。 こっちは期限付きではないらしい。

何か埋め込まれてないかと微妙に心配だが、まあ大丈夫だろ。(ホントか?)

追記

ここまで書いているうちに本家サイトに新バージョン出てた。

なになに?

Intype 0.9.3 Maintenance Release When we released Intype 0.9.3 we promised to deliver another release in three months so that you would not be bugged by expiring testing license. This being the first time we put ourselves under a fixed date to deliver a release was a new experience for us. And we failed. Unfortunately we were not able to get enough new stuff in to call it a new release and because of that we are releasing Intype 0.9.3–2 today. It contains only small internal tweaks and a new licence file for the next three months. We are very sorry if the expiring licence caused anyone any headaches and we promise we will make sure this does not happen again.

つまり、期限内に新バージョンが用意できなかったので、更に3ヵ月ライセンス期間を延長した 0.9.3–2 を用意したと?

…了解。素直に 0.9.3-2 を使います。

でも、3ヵ月後に正式版1.0になってシェウェア化されたら、結局 0.9.2 に戻ることになりそう…。

Intype 0.9.3 RC Unstable は日本語入力で使ってもイケる。

Blogを始めた頃、PHPやCSSのカスタマイズ時にUTF-8を正しく扱ってくれるテキストエディタが必要なため、UTF-8ネイティブなWindows用テキストエディタを探していたことがあります。 結局、いろいろ試した末にFree版のEmEditorに落ち着いていたわけですが、その過程で凄く悩んだテキストエディタがありました。

それが今回取り上げるIntype

当時から、MacのTextMateライクなコーディング特化テキストエディタということで、α版ながら一部で話題になっていました。↓例えばこのへんの記事は当時読んだ記憶があります。

『Intype』ついに登場!TextMate for Windows|Mの生態

コーディング特化テキストエディタ Intypeの特徴|ナレッジエース

私の勤務先PCにも当時入れた Intype 0.3.1.734 Unstable がまだ入ってました。

ところが、最近何気なく検索してみたら、随分バージョンが上がって最新版は Intype 0.9.3 RC Unstable になってるみたい。

確か、正式版でシェアウェア化するという話でしたし、RCが付いてるということは正式版化間近ということか?ということで急いでダウンロード。別フォルダに入れてみました。別フォルダなので0.3.1.734と同時起動できます。

とりあえず、0.3.1.734最大の欠点であった、日本語入力時の変換確定前文字列の表示位置が望み通りの位置に改善されていました。

intype031734.jpg
0.3.1.734で日本語入力すると、変換確定前の入力途中の文字列は入力位置と離れた位置に表示されるため、視点移動が大きくて使いづらかった。

intype093.jpg
最新版0.9.3だと変換確定前でも入力位置に文字列が表示されるため、視点移動が無く使い易い。普通の国産テキストエディタの使用感と変わらなくなっている。

0.3.1.734当時から凄いと感じていたキーワード+タブキーでどんどん入力できるスニペット機能も健在。これならメイン・テキストエディタをEmEditorからIntypeに変更しても良さそう。しばらくEmEditorでなく、Intypeを使っていこうと思います。