Article ID : 59
ゴマシジミは女王蟻を騙る
旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)
ゴマシジミは、幼虫・蛹期を蟻の巣中で過ごし、身体から分泌する蜜を蟻に提供する代わりに、働き蟻の世話を受けたり、蟻の幼虫や蛹を食べて育つことで知られている。このゴマシジミ属の一種(イタリア北部産)について、英・伊研究チームが興味深い研究結果を米サイエンス誌に発表したらしい。
下の英文要約の方はとても読めないので、asahi.comの記事によれば、このイタリア北部産のゴマシジミの一種の幼虫や蛹が発する音の周波数が、女王蟻の出す音の周波数に近いことが分かったそうだ。この音によって、巣が外敵に荒らされた時に優先的に助けられたり、餌不足の時にも餌をもらい続けたりといった、女王蟻並みの待遇をGETしているらしい。
ふーん、音まで利用しているとは。
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