WEB標準への対応が不完全な Internet Explorer のシェアが相変わらず高い状況を何とかしようとして開発されたプラグインのようだが…。
今回のこの Google Chrome Frame に対応したWEBサイトが本当に増えた場合、このプラグインさえ導入すれば Internet Explorer を使い続けてもWEB標準に対応できることになってしまうので、WEB標準への対応が進んだいわゆる先進ブラウザ( Firefox 3.5、Opera 10、Safari 4、さらには Google Chrome 3 )への乗り換えが 不要 ということになってしまわないだろうか?
旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)
WEB標準への対応が不完全な Internet Explorer のシェアが相変わらず高い状況を何とかしようとして開発されたプラグインのようだが…。
今回のこの Google Chrome Frame に対応したWEBサイトが本当に増えた場合、このプラグインさえ導入すれば Internet Explorer を使い続けてもWEB標準に対応できることになってしまうので、WEB標準への対応が進んだいわゆる先進ブラウザ( Firefox 3.5、Opera 10、Safari 4、さらには Google Chrome 3 )への乗り換えが 不要 ということになってしまわないだろうか?
私の理解では、IE6以前の Legacy Browser のシェアが依然として下がらないのは、次の2つのユーザーの存在に原因がある。
パソコンをほぼ購入当時の状態のまま使い続けるライトユーザーの存在。
IE6の仕様に依存した既存の 内製Web App の存在に身動きできない企業ユーザーの存在。
特に、2番目の企業ユーザーに対し、Google Chrome Frame の登場は内製Web App 改修の動機付けを弱め、Legacy Browser 延命に格好の口実を与えてしまうことになりそうな気がする。