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RICOH CX1 と R8 (外観比較)
旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)
前回のエントリーでも書いたとおり、今度のRICOHの新機種CX1はR8以来の外観デザインをほぼ踏襲しており、機種名のロゴを除いて写真ではほとんど見分けがつかない。並べてみて初めて細部の違いに気付く程度だ。
- CX1とR8の外観比較(正面)
ロゴの違い以外ではグリップ部分が変わっているようだ。
- CX1とR8の外観比較(背面)
背面のボタン類の数や配置は結構変わっている。液晶も大きくなっている。まあ、これくらいなら嫁には気付かれないだろう。実機を触ってみないと確かなことは言えないが、R8では撮影時に右手親指が結構窮屈だったから、十字キーの位置は良くなったんじゃないだろうか。
以上の通り、写真で見る限りではほとんど見分けが付かないが、一点だけ不安はある。それはグリップ部分の変更だ。何かラバー素材でなくなっているような…。さすがにそこは気付くかもしれないな。実機での確認が必要だ。
R8、R10、CX1の3機種を注意深く見比べてみると、ほとんど変わっていないようでありながら、細かなデザイン変更が行われている。単純にデザインだけ比較した場合、R8が一番完成度が高かったと思われるのだが、いかがだろうか。
コンパクトデジカメ、百花繚乱
旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)
現在使用しているRICOH R8を1年前に購入したのは、その前に使用していたCaplio R3を鞄ごと電車の網棚の上に置き忘れてしまったのがきっかけだった。 もともとCaplio R3を購入した際の最大の選択理由は「28mm~200mmの汎用性」「マクロに強い」の2点で、日常のスナップ写真以外に、旅行時の風景撮影(広角)から卒業式等イベント時の遠めからの撮影(望遠)、昆虫写真撮影(マクロ)まで1台でこなしてしまおうと欲張った結果の選択だった。 1年前にRICOH R8を購入したのも、その選択には概ね満足していたからだ。
しかし、もしCaplio R3を紛失していなかったら…。当時、物欲を大いに刺激されていたのはFUJIFILM FinePix F100fdだった。それは、特に「高感度」「顔認識」の2点がCaplio R3の弱点を補完し、薄暗い室内や夜のディズニーランドなどでのスナップ撮影に威力を発揮してくれると期待していたからだ。
さて、前置きはこれくらいにして、今春のコンパクトデジカメ新製品の発表が各社から相次いでいるが、各社新機種の機能・仕様が1年前とはガラリと変わっており、大いに物欲が刺激されている。特に気になっているのが、次の3機種だ。
FUJIFILM FinePix F200EXRは、1年前に欲しかったFinePix F100fdの後継機種だが、当時魅力を感じていた「高感度」「顔認識」に加え、「高解像度優先」「ダイナミックレンジ優先」「高感度・低ノイズ優先」の3つのモードを選択できる新搭載の「EXR優先モード」が凄く魅力的だ。
CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FC100で特に注目しているの機能が、焦点距離37mm~185mmの「5倍ズーム」と30コマ/秒の「高速連写」、それにシャッターを押す前と押した後の画像を高速連写で最大30枚記録できるという「パスト連写」だ。これらを組み合わせれば蝶や鳥の飛翔写真も手軽に撮れるのでは?と期待してしまう。
RICOH CX1は現在使用中のRICOH R8と外見もそっくりな後継機種で、
ズーム倍率も同じだし、マクロに強い点も共通だ。但し、「R」から「CX」にシリーズ名が変更となり、「ダイナミックダブルショットモード」「マルチターゲットAF」「フォーカスブラケット」「マルチパターン・オートホワイトバランス」など、新機能が多数搭載されている。特にシャッター1回で露出の異なる2枚の画像を撮影・合成することでダイナミックレンジを拡大する「ダイナミックダブルショットモード」は、FUJIFILM FinePix F200EXRの「ダイナミックレンジ優先モード」とどっちが効果が高いんだろう、とか凄く興味がある。
それともうひとつ重要なポイント。価格.comのクチコミで次のような書き込みを見たのですが、
リコーさんデザイン継承ありがとう
これでR10からreplacementしても 妻に気付かれない フッフッフッ
「おおっ、なるほど!」
R10とそっくり=R8ともそっくり、なので、私のRICOH R8をRICOH CX1とこっそり入れ替えても、たしかに嫁に気付かれないんじゃないだろうか…。 もちろん冗談だが…。
以上、先立つものが無いので実際に購入することはないが、今後のためにも各機種の機能・仕様や評価をもう少し調べてみようと思うので、これから何回かデジカメ関係のエントリーが続くかも。
旧Ganesha's Lab.(by SQLite2版Loggix)より移転転記。(2009-12-13)
今春の気になるデジカメ2機種、RICOH CX1 と FUJIFILM FinePix F200EXR には、いずれもダイナミックレンジを拡大する新機能が搭載されています。両機種の機能がどう異なるのか、非常に気になるので、まずは両社のニュースリリースを見比べてみた。
まず、RICOH CX1のニュースリリースでは、「ダイナミックレンジダブルショットモード」について次のように説明されている。
ふむふむ。要するに「露出を変え」て「高速連写」した2枚の画像を「合成」するわけですな。
では、FUJIFILM FinePix F200EXRの方はどうか。FUJIFILM FinePix F200EXRのニュースリリースでは、「ダイナミックレンジ優先モード」について次のように説明されている。
なんだこりゃ。ニュースリリース中3箇所で言及されていますが、いずれも「ダイナミックレンジを拡大して白とびや黒つぶれを抑制」としか書いてません。こっちが知りたいのはどうやってダイナミックレンジを拡大しているのかなんだけど…!
その秘密は、FUJIFILM FinePix F200EXRで採用された新CCD「スーパーCCD ハニカム EXR」発表時のニュースリリースの方に書いてあった。
説明が長い…。FUJIFILMのニュースリリースは分かりづらいよ。
ともあれ、要するに「電気的に調整」して「露出の異なる」2つの画像を作り、それを「合成」するわけですな?
両者を比較すると、どちらも「露出の異なる2つの画像を合成」することでダイナミックレンジを拡大している、という点では同じだ。違うのは「どうやって」露出の異なる2つの画像を作るのか?という点だ。RICOH CX1では「高速連写」で、FUJIFILM FinePix F200EXRでは「電気的に調整」して画像を得ているようだ。「高速連写」の方は分かりやすいのだが、この「電気的に調整」というのは意味が分からない。具体的には、いったいどういう意味なんだろうか。
第7回 富士フイルムに聞く 「眼のメカニズムに迫る スーパーCCDハニカムEXR」 という記事を見つけた。そこにはこう書いてある。
ふーむ。やや乱暴にまとめると、1200万画素のCCDを600万画素ずつに分け、それぞれで露出の異なるデータを「同時に」作るわけだ。この「画素数半減」と「同時に」がポイントだな。
RICOH CX1の方式では高速とはいえ「連写」だから時間軸にズレがある。だから、動きのある被写体だと難しいかもしれない。その代わり、解像度は929万画素フルに使えるのかな?
FUJIFILM FinePix F200EXRの方は解像度こそ600万画素に半減するけれど、時間軸にズレはないので、その点では安心だ。解像度だって、600万画素有れば充分だし。
以上、単純に技術的な部分だけで比較してみたが、実際にところは撮ってみてナンボ。RICOH CX1の発売開始後に、この2機種を直接比較した記事でも出てくると良いのだが。