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ゴマシジミは女王蟻を騙る
旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)
ゴマシジミは、幼虫・蛹期を蟻の巣中で過ごし、身体から分泌する蜜を蟻に提供する代わりに、働き蟻の世話を受けたり、蟻の幼虫や蛹を食べて育つことで知られている。このゴマシジミ属の一種(イタリア北部産)について、英・伊研究チームが興味深い研究結果を米サイエンス誌に発表したらしい。
下の英文要約の方はとても読めないので、asahi.comの記事によれば、このイタリア北部産のゴマシジミの一種の幼虫や蛹が発する音の周波数が、女王蟻の出す音の周波数に近いことが分かったそうだ。この音によって、巣が外敵に荒らされた時に優先的に助けられたり、餌不足の時にも餌をもらい続けたりといった、女王蟻並みの待遇をGETしているらしい。
ふーん、音まで利用しているとは。
北信州旅行記(Nature編):斑尾山で出会った昆虫たち
旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)
ここでは、2日目の斑尾山トレッキング中に出会った昆虫たちの写真を紹介します。
蝶の仲間
北上中のアサギマダラのほか、ヒョウモンチョウ類、キアゲハなどが登山道沿いのお花畑を多数群舞していました。 これらに混じって少ないながらクジャクチョウの美しい姿が見られたほか、 だいぶ汚損が進んでいたもののカラスアゲハや夏型の黒いサカハチチョウの姿も確認できました。
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ヒョウモンチョウの仲間。ヒョウモンチョウの仲間もアサギマダラと同じくらい多数見られました。 やや汚損が進んだ個体と比較的新鮮な個体が居ましたので、何種類か混飛していたのではないかと思いますが、 私にはこの仲間の見分けがつかないのが残念です。
蝶以外の昆虫たち
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バッタの幼虫です。イナゴ科だと思いますが、バッタの種類はよく分かりません。
バッタの仲間に関しては黒姫高原の方がたくさん居ました。
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カメムシの仲間。ツノアオカメムシじゃないかな?
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蛾の仲間。ホソバミドリヨトウじゃないかな?
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蛾の仲間。蜂に擬態しているスカシバガの仲間ですね。 たぶん、セスジスカシバじゃないかと思うのですが。
(続く)
旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)
前回のエントリーで、昆虫写真家である海野和男先生のWEBサイト、『小諸日記』を紹介するとともに、私の「コンデジで昆虫飛翔写真を撮る秘訣は?」という不躾な質問メールにご回答いただいた話を書いた。
その回答の中で、
ということだったので探してみたところ、昨年7月のルリシジミの飛翔という記事にCASIO HIGH SPEED EXILIM EX-F1でチョウの飛翔を撮る時のヒントが書かれているのを見つけた。まあ、大筋は前回記事の回答とほぼ同じなのだが、以下に引用する。
要点は以下の2つだ。
前回エントリーで紹介した回答では、これにさらに2つ付け加わっている。
ちなみに、私のRICOH R8のシャッタースピードは最高で1/2000だ。ぎりぎり最低ラインに届いているが、シャッタースピード優先モードは無いので、1/2000に固定することは出来ない。R8にあるスローシャッター制限機能は、あくまでも最低速度制限をかけるだけなので、最高速度になるかどうかはカメラ任せ。つまり、結論は「無理」ということだろうか。
期待のCASIO HIGH SPEED EXILIM EX-FC100の方はどうだろうか。製品仕様では、「オート1〜1/1000秒(高速連写:1/40000秒まで)」となっている。パスト連写機能は高速連写のはずだから、最高1/40000秒のシャッタースピードが得られるわけだ。もっとも、EX-F1と違ってEX-F100ではカメラ任せのオートになってしまうのがツライところだ。それでも、RICOH R8と違ってポテンシャルがあるだけマシと言える。昆虫写真に限って言えば、コレ、良いよね。
うーん、でも、もう一つ知りたいことに関しては、やはり今回の記事でも触れられていなかった。そもそも、飛んでいる昆虫をフレームに収めるのは至難の業だ。そこをどうやってクリアしているのか。やっぱり、被写体が飛んできそうな場所(花とか)の前で粘るしかないのだろうか。そのあたりのことも是非知りたいのだが…。