Aug 15, 2008

北信州旅行記(2日目・3日目):タングラム斑尾

旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)

さて、2日目・3日目はタングラム斑尾の施設を利用して遊びました。

夏山ゴンドラ・スカイスニーカーと斑尾山トレッキング

前日、黒姫高原で酷い目に遭ったにも関わらず、懲りずに今度は斑尾山をトレッキングしました。 一応、前日の教訓を生かして登りでゴンドラを使用し、下りはホテルまで歩くことにしました。 タングラム斑尾のトレッキングルート紹介WEBページでは、

おすすめお散歩コース
所要時間 50分
スカイスニーカー+舗装路下り。
ゴンドラで一気に上がり、展望台からは歩きやすい道を下るだけ。
スニーカーでOK。

となっています。何しろ「お散歩コース」です。問題ないでしょう!

さて、夏山ゴンドラ・スカイスニーカーを利用すると、 山頂駅まで拍子抜けするほどあっという間に着いてしまいました。 そこで、すぐにお散歩コースを下らずに、200mほど登った1,100m展望台まで行ってみることにしました。 10分程度登ると、展望台に到着しました。黒姫高原の望湖台よりも野尻湖を間近に望むことができ、 非常に良い景色でした。

  • 登山道より野尻湖を望む。黒姫高原よりも野尻湖が間近に見える印象だ。
    登山道より野尻湖を望む

  • 展望台付近のお花畑。登山道に沿ってこんなお花畑が続いている。
    展望台付近のお花畑

また、黒姫高原と決定的に違ったのは、ここではアサギマダラやキアゲハ、ヒョウモンチョウ類が 飛び回る姿を見ることができたことです。 そこで、体力的にまだ全然余裕だったこともあり、さらに斑尾山頂へ向かって登っていくことにしました。 ちなみに、前述のトレッキングルート紹介WEBページでは、

おすすめ上級者コース
所要時間 2時間30分(往復)
スカイスニーカー+斑尾山山頂。
ゴンドラから新設の登山道を使い、ブナの原生林が美しい尾根沿いのトレイルで山頂を目指す。

とあります。おいおい、いくら何でも、無謀じゃないの?
でも、行ってしまったのです。親子4人で。それもスニーカーで。
だって、その時はもう既に山の上に居たので、WEBページの文章なんて見てなかったのですから。

標高1,320mで撤退、下山。

結論としては、斑尾山山頂までは登りませんでした。 途中、標高1,320mの小ピーク(まだ斑尾山頂ではない)があり、その先は道が下りになっていました。 斑尾山山頂まで行くには、いったん少し下って再度登ることになるのでしょう。 また、登山道の様子も、それまでの展望の良いコースから尾根沿いの林間コースに変わっていました。 その時、ようやく事前に読んでいたコース説明文を一部思い出したのです。
確か、「斑尾山頂の眺めは良くない。その先の山へぜひ登れ」と書いてあったなあ、と。

  • 実際の説明文
    斑尾山山頂:山頂展望よくない。ぜひ大明神岳へ
    大明神岳:パノラマ最高、北信4山・野尻湖を一望

だとすると、この先「いったん少し下ってから登る」という作業を2回もやらないと、 眺めの良いところには着かないの?

そろそろ疲れ始めていた私と女房のやる気は一気にトーンダウンし、挑戦は終了。 Uターンして下山することにしました。 それでも、展望台から小ピークまで標高にして220mも登っているのです。 子ども達も2人とも、不満な様子もなくここまで登ってきており、とても頑張ったと言えるでしょう! ただ、ちょっと頑張りすぎたかな?と思ったのはゴンドラ山頂駅を過ぎて、最初の予定コースだに戻ってから。 「おすすめお散歩コース」のはずが、その頃には疲れで太ももや膝がガクガクと笑いはじめてしまい、 最後はかなりよろよろになってホテルに辿り着きました。 この日は、予定ではスーパーボブスレーも楽しむ予定でしたが、 予定を変更し、いったん部屋に戻ることにしました。

ホテルの室内プールで泳ぐ

トレッキングの疲れを癒すため、ゲレンデを見渡せるガラス張りの室内プールを利用することにしました。 疲れを癒すのが目的なので、泳ぐのはそこそこに、ゆったりと水に浸かる感じのつもりです。 大浴場(温泉)の方が目的に適っている気もしますが、息子が「ママと一緒じゃないと嫌だ!」と連呼するので、 女房が子ども2人を抱えることになってしまうため、プールで代用することにしました。 プールとはいえ、水に温泉を利用しているため、少し色が付いていますが冷たくなくて良い感じです。 ゲレンデ側の一角にはジャグジーもあります。うん、これなら疲れた身体を癒せるかな?

ところが、疲れを癒すだけのはずが、子供たちは元気に泳ぎ回っていてびっくり。 特に息子は、遊泳コースでクロール・バタフライ・平泳ぎなどで何度もターンを繰り返していました。 平泳ぎで優に10回以上はターンし、数百メートルをノンストップで泳いでいた息子に「凄いね」と声をかけたところ、 「平泳ぎだと疲れないからいくらでも泳げるんだ」と何とも頼もしい返事が返ってきました。

久しぶりに見た息子の泳ぎは、ひと掻きごとにすぅーっととてもスムーズに前へ進んでいく感じの、 とても伸びやかなフォーム。 北京五輪で活躍中の北島康介のようにぐいっ、ぐいっと力強く進んでいく感じとは 違うんだけど、凄く綺麗なフォームだと感心しました。(親バカ?)

強い雨。3日目の天気に不安を感じる。

夕食中。かなり強い雨が降り出した。

何てことだ。 楽しみにしていたスーパーボブスレーを 3日目にまわしたのに。 それに、帰り道に志賀高原を経由して軽井沢へ抜けるルート(志賀草津道路〜万座ハイウェー〜鬼押ハイウェー) をドライブしようと思っているのに。

明日の天気は大丈夫なのでしょうか。

3日目:スーパーボブスレーで遊ぶ

心配していた雨は無事に上がり、朝のうちは曇りがちだった空模様もホテルのチェックアウトを済ませた頃には 次第に晴れ間が広がってきました。 コースが濡れているとボブスレーは営業しないようですが、ちょうどチェックアウト直後くらいに営業再開 したので、出発前に遊ぶことができました。

ここのボブスレーは、乗った状態で索道により運び上げてもらえるため、 斜面を登っていく必要が無く、とても楽です。 女房と息子は1人乗りで、私は娘と2人乗りでそれぞれ2回滑りましたが、 意外とスピードが出てスリルがあり、とっても楽しい!これはお薦めです。 娘も歓声を上げて楽しんでいる様子でした。

  • スーパーボブスレーで歓声を上げる。
    スーパーボブスレー

タングラム斑尾は複合リゾート施設なので、私たちは利用しませんでしたが、 ほかにもゴルフやテニス、パターゴルフ、釣り堀、バーベキューガーデンなども楽しめます。 特にパターゴルフをやっている家族連れは楽しそうに見えました。 今度は是非、楽しみたいと思います。

(続く)

北信州旅行記(1日目):黒姫高原と野尻湖

旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)

8月12日〜8月14日にかけ、2泊3日の旅程でタングラム斑尾へ行ってきました。 13日の夜だけ強めの雨が降りましたが、日中は3日間とも概ね「晴れときどき曇り」の良好なお天気。 今日は、この3日間のことをまとめて報告したいと思います。

まずは1日目。深夜1:30に川崎市の自宅を出発したので、朝には斑尾に到着しました。 そこで、ホテルに仮チェックインを済ませると、斑尾にほど近い、黒姫高原と野尻湖へ遊びに行ってきました。

黒姫高原コスモス園

黒姫高原コスモス園の公式WEBページには、

ようこそ。
50品種ひとめ100万本のコスモスと
世界のダリア50品種がいざなう
華麗な夢の花園へ。

というコピーとともに、黒姫山を背景に見渡す限り一面に咲き誇るコスモスのお花畑の写真が掲載されています。

おおー、これは凄い。見に行こう! ということで、ホテルの仮チェックインを済ませると、真っ先に黒姫高原コスモス園を訪れました。

コスモス園では上空から見下ろせる4人乗りのクワッドリフトが運行していましたが、まずはお花畑の中を歩いて登り、リフトは下りで利用することにしました。
ところが、まずこれが大失敗。
登りの斜面は意外と長くてきつい上、お花畑は下の方の1/3位で終わってしまい、 あとはだだっぴろーい草原の中をひたすら登っていくことになります。 しかも、快晴だったためにとにかく暑い!暑い!暑い!

そこまで頑張って歩いた期待のお花畑でしたが、これが期待外れ。

  • え〜っ、これっぽっち?
    黒姫高原コスモス園の斜面を登っているところ

見頃と言えるほど咲き揃っていたのは一区画だけで、あとは全体的にぼちぼち咲き始めてるかな? という程度でした。 うーん、ちょっと時期が早すぎたのかな?

黒姫高原コスモス園
【 開園期間 7月19日(土)〜10月13日(祝・月) 】

あれれ?1ヵ月近く前から開園してるじゃん。 さては、開園期間中、区画ごとに順番に見頃を迎えるように開花時期を調整しているのでしょうか。 でも、それだと公式WEBページのコピーは不当表示だよ!騙された〜っ!

もっとも、コスモスといえば秋の花なので、 9月頃に行けば本当に一面コスモス畑になっているのかもしれません。(見てないので保証はできませんが)

なお、リフト降り場近くにある標高1,030mの望湖台から野尻湖を見下ろす景色は良かったです。
黒姫高原望湖台より野尻湖を望む
ただ、とにかく暑くて死にそうになりましたので、真夏に望湖台まで行くには登り・下りともリフトを利用し、お花畑周辺の散策とは切り離した方が賢明です。

黒姫童話館・童話の森ギャラリー

黒姫童話館付近より黒姫高原コスモス園方面を望む
コスモス園から歩いても15〜20分程度の所にあります。 娘の気に入るのでは、と思って立ち寄りました。 しかし、夜中のドライブに興奮してほとんど寝ていなかった娘は、 ここへ来て眠気が襲ってきたらしく、いまいち不機嫌で気に入らない様子。 むしろ、息子の方が楽しそうに見て回っていました。

個人的には、子どもの頃に読んだ松谷みよ子のモモちゃんシリーズ の表紙を飾っていた人形たちの実物が展示してあったので、嬉しい気持ちになりました。 ほかにも絵本が実際に読めるコーナーがあったり、地元信州の民話を紹介するコーナーがありました。 子どもの頃に絵本が好きで、良く読んだ方には割と楽しめるところではないでしょうか。

なお、松谷みよ子のモモちゃんシリーズは全て読んでいると 思っていたのですが、シリーズ最終巻の「アカネちゃんのなみだの海」だけは読んでいませんでした。 今度、図書館で借りて読もうっと。

野尻湖で遊覧船に乗船

野尻湖では遊覧船「雅」に乗船し、湖を一周しました。 童話館では眠くて不機嫌にしていた娘も、船は大好きなので復活して楽しそうにしていました。 乗船後、スワンボートも乗りたいところでしたが、寝てないのでさすがにちょっと疲れてきており、 早めにホテルに引き上げることにしました。

私たちは利用しませんでしたが、野尻湖では遊覧船以外にも手漕ぎボートやスワンボート、 モーターボートなども利用できるようです。 また、釣りやウィンドサーフィン、水上スキーなどのマリンスポーツもできるようなので、 ここだけでも一日中楽しめるのではないでしょうか。

黒姫高原の昆虫たち

ところで、黒姫高原コスモス園でも、黒姫童話館・童話の森ギャラリー周辺でも、 バッタはたくさん居ましたが、あとはトンボを少々見かけたほかは、ほとんど昆虫たちを見かけることがありませんでした。 信州の高原ということでもっと期待していたのですが…。 (だから、上の写真でも息子が捕虫網を持って歩いてるでしょ?) 山麓部の草原部分(スキー場)しか歩かなかったからでしょうか。 もっと上へ登れば違ったかも?(やはり、リフトに乗るべきだったかも…)

黒姫童話館から野尻湖へ向かう途中にあった林間の別荘地の方が、ヒョウモンチョウ類を多く見かけることができました。 車を止め、息子と15分ほど散策しましたが、15分間でヒョウモンチョウ類を5〜6頭ネットに入れることができました。

(続く)

Aug 10, 2008

アカボシゴマダラの目撃記録

旧Ganesha's monologue(by P_BLOG)より移転転記。(2009-12-13)

昆虫関係のエントリを別BlogGanesha's Field Notebook.に移動しました。
このエントリの内容はhttp://wp.devgiri.org/archives/4でご覧いただけます。(コメントも一緒に移動しています)

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